
悩む人HTMLで文字を太字にしたいけど、どのタグを使えばいいの?



strongとbって何が違うの?
そんな疑問を持ったことはありませんか?
Web制作をしていると、「この言葉を強調したい」「もっと目立たせたい」と思う場面は多々あります。
しかし、HTMLには太字にする方法が複数あり、それぞれの使い方や意味を理解していないと、誤ったマークアップになってしまうことも。
さらに、SEOやアクセシビリティの観点から見たときに、思わぬマイナス評価につながる可能性もあります。
このブログ記事では、
- HTML初心者〜中級者の方
- SEOやユーザー体験を意識したWeb制作をしたい方
- strongタグ・bタグ・CSSの違いを正しく理解して使いたい方
に向けて、「HTMLで文字を太字にする方法」とその正しい使い分けについて、実例を交えて丁寧に解説していきます。



HTMLの書き方を初心者の方向けにわかりやすく解説している以下の記事もぜひチェックしてみてくださいね!


- HTMLで文字を太字にする3つの方法(<strong>、<b>、CSS)
- <strong>タグと<b>タグの意味と使い分け方
- CSSを使った太字+装飾の具体的な実装例
- 太字の使いすぎや不適切な使い方による注意点
- 太字表現がSEOやユーザー体験に与える影響
HTMLで文字を太字にする方法
Webページを作成する際、特定の言葉やフレーズを目立たせたいときに「太字」にするのはとても効果的です。読者の視線を誘導したり、重要なポイントを強調するためには欠かせない技術です。
しかし、HTMLで太字を表現する方法は複数あり、それぞれに意味や使い方の違いがあります。
ここでは代表的な方法として「strongタグ」「bタグ」「CSS」を使った方法を紹介していきます。
strongタグで文字を太字にする
<strong>タグは、HTML5で「重要性を強調する」ための意味を持つ要素として定義されています。
このタグで囲んだテキストは、視覚的には太字になりますが、それ以上に「この部分は文脈上で重要な情報ですよ」という意味を検索エンジンやスクリーンリーダーに伝えることができます。
<p>この商品は<strong>期間限定</strong>で販売しています。</p>
このように使うことで、ユーザーにも検索エンジンにも「期間限定」が重要な情報であると伝わります。SEOの観点からも、意味的な強調があるため、適切に使えばプラスの効果が見込めます。
bタグで文字を太字にする
<b>タグも視覚的には太字になりますが、<strong>タグと異なり、文脈上の重要性は伴いません。つまり、「ただ見た目を目立たせたい」だけの場合に使用します。
たとえば、商品説明で一部の単語を強調したいときや、広告のキャッチコピーなどに使われることがあります。
<p><b>今だけ!大特価セール開催中!</b></p>
このように使用することで、読み手の注意を引く効果はありますが、SEO的には特に評価されることはありません。ただし、視覚的な効果は高いため、適切な場面では有効です。
CSSでで文字を太字にする
HTMLタグを使わず、スタイルシート(CSS)で太字にする方法もあります。font-weightプロパティを使えば、任意のタグやクラスに対して柔軟に太さを調整できます。
<p class="bold-text">この部分はCSSで太字にしています。</p>
.bold-text {
font-weight: bold;
}
この方法のメリットは、デザインと構造を分離できる点にあります。HTMLの意味づけはそのままに、視覚的な装飾をCSSで制御できるため、保守性にも優れています。
サイト全体のデザインを一貫して整えたい場合には特に有効な手段です。
strongタグとbタグ、CSS装飾での違いは?
HTMLで太字を実現する方法には、「strongタグ」「bタグ」、そして「CSSによる装飾」の3つがあります。どれも見た目は似ていますが、それぞれ役割や意味が異なります。
ここでは、それらの違いをわかりやすく比較できるよう、表にまとめてご紹介します。
| 項目 | strongタグ | bタグ | CSSによる太字(font-weight) |
|---|---|---|---|
| 目的 | 重要性の強調(意味を持つ) | 視覚的な目立たせ(意味なし) | 視覚的な装飾(意味なし) |
| HTML5のセマンティクス | あり(意味的に重要) | なし(装飾のみ) | なし(スタイルのみ) |
| 見た目 | 太字になる | 太字になる | 自由に調整可能(bold/normalなど) |
| SEO効果 | あり(意味づけが検索エンジンに伝わる) | ほぼなし | なし |
| アクセシビリティ対応 | スクリーンリーダーが強調して読み上げることがある | 対応なし | 対応なし |
| 使用例 | 注意喚起・重要情報の強調 | 広告文・キャッチコピーなど | デザイン調整、特定のクラスへのスタイル適用 |
セマンティクスとは「意味」や「意味づけ」のことです。
HTMLでは、タグに「この文章は見出し」「これは重要な強調」など意味を持たせることを「セマンティクス」と言います。
たとえば<strong>タグは「見た目を太字にする」だけでなく、「この言葉は重要です」と意味づけするセマンティックなタグです。
それぞれの使いどころを整理しよう
- 重要な意味を持たせたいなら strongタグ
→ SEOやアクセシビリティの観点でも有効。情報の強調に使う。 - 単に目立たせたいだけなら bタグ
→ 広告や販促文など、意味を持たせず装飾したい場合に適している。 - スタイル制御を柔軟にしたいなら CSS
→ デザインや太さを細かくコントロールできるため、保守性・一貫性が求められる場面で有効。
strongタグとbタグ、CSS装飾、それぞれの方法には明確な違いがあります。目的に応じて正しく使い分けることで、より意味のある、伝わりやすいWebコンテンツを作成することができます。
HTMLで太字にするとSEO効果はある?
実際のところ、HTMLでテキストを太字にしただけで直接的にSEO効果が得られるわけではありません。ただし、適切に使用すれば間接的にSEOに良い影響を与える可能性はあります。
ここでは、太字とSEOの関係について詳しく解説していきます。
検索エンジンは太字をどう認識している?
Googleをはじめとする検索エンジンは、HTMLの構造を解析してページの内容を理解しようとします。
その際、<strong>タグのようなセマンティックなマークアップは「この部分は重要な情報である」と伝える手がかりになります。
つまり、太字にすることで内容の強調が伝わりやすくなるという点では、SEOにとってプラスに働く可能性があるのです。
ただし、これはあくまで「意味のある強調」をしている場合に限ります。
単に見た目を太くしただけの<b>タグや、CSSでの太字は、検索エンジンにとっては装飾情報に過ぎず、評価の対象にはなりません。
ユーザー体験(UX)の向上が間接的なSEO効果に
太字の主な役割は、ページ内で読者の注意を引き、情報をわかりやすく整理することです。
特に、長文記事においては、重要なキーワードや要点を太字で強調することで、読者が情報を素早く把握できるようになります。結果として、以下のようなUX向上が期待できます。
- ページの滞在時間が長くなる
- 直帰率が下がる
- 読了率が上がる
これらのユーザー行動は、Googleが検索順位を決定する際の間接的なシグナルになります。そのため、読みやすさを高める工夫の一環としての太字は、結果的にSEOにも良い影響を与えることがあります。
HTMLでの太字は直接的なSEOブーストにはなりませんが、適切に使えばユーザー体験を向上させ、結果として検索順位に良い影響を与える可能性があります。タグの特性を理解し、意味のある強調に活用していきましょう。
HTMLで文字を太字にする時の注意点4つ
太字は文章の中で情報を際立たせるのに非常に有効な手段ですが、使い方を誤ると読みにくくなったり、SEOやアクセシビリティに悪影響を及ぼす可能性もあります。
ここでは、HTMLで文字を太字にする際に注意すべきポイントを4つに分けて解説します。
装飾目的でタグを使用しない
HTMLは「意味を持ったマークアップ」を行うための言語です。単なる見た目の装飾を目的に<strong>を乱用するのは避けましょう。
<strong>タグは、文書構造の中で「重要な情報」を明示するためのものです。視覚的な強調だけが目的なら、CSSを使ってスタイルを当てるのが適切です。
NG例(意味のない強調):
<p><strong>こちらの商品は大人気です!</strong></p>
OK例(意味がある強調):
<p><strong>返品不可</strong>の商品となっておりますのでご注意ください。</p>
使いすぎない
ページ内のあちこちに太字があると、かえって読者の視線が散ってしまいます。結果として、本当に伝えたい内容が埋もれてしまい逆効果です。強調はあくまで「ここぞ」という箇所だけに限定しましょう。
また、検索エンジンは過度な強調を「不自然なSEO対策」として判断する可能性もあるため、控えめに使うことが重要です。
見出しタグの中では使用しない
見出しタグ(<h1>〜<h6>)には、もともと強い視覚的・意味的な強調が与えられています。そこにさらに<strong>や<b>タグを重ねるのは、意味の重複となり、HTMLのセマンティクス(文書構造)の観点から望ましくありません。
NG例:
<h2><strong>商品詳細</strong></h2>
OK例:
<h2>商品詳細</h2>
もし見出しの中で特定の語句を目立たせたい場合は、CSSでスタイルを調整するようにしましょう。
strongタグとbタグの違いを理解して使い分ける
前の章でも解説しましたが、<strong>と<b>は見た目が似ていても目的が違います。
<strong>は意味的な強調、<b>は視覚的な強調と覚えましょう。この違いを理解せずに使うと、HTMLの構造が意味を持たない単なる装飾コードになってしまいます。
SEOやアクセシビリティに配慮したマークアップを行うためには、それぞれの役割を理解し、文脈に応じて適切に使い分けることが大切です。
太字は使い方によって大きな効果を生む一方で、誤った使い方をすると逆効果にもなり得ます。意味と文脈を意識して、読みやすく、検索エンジンにも評価されるマークアップを心がけましょう。
CSSを使った太字の装飾例3つ
HTMLタグで太字を表現するだけでなく、CSSを使えばさらに柔軟で視覚的に豊かな装飾が可能です。
特に見た目の工夫が求められるWebサイトでは、太字+αの装飾をCSSで施すことで、ユーザーの注目を集めたり、ブランドイメージを表現したりできます。
ここでは、CSSで太字に加えて行える代表的な装飾例を3つ紹介します。
文字色を変える
太字だけでなく、文字色も変えることで、さらに目立たせる効果があります。たとえば赤色にすることで、注意喚起や緊急性を伝える表現になります。
See the Pen Untitled by kasuga (@kntkfmgf-the-vuer) on CodePen.
ユーザーに一目で情報の重要性を伝える場合には非常に有効です。ただし、色の意味(赤=警告など)を意識して使用することがポイントです。
マーカーを引く
マーカーのような背景色を使うと、紙の資料で蛍光ペンを使ったような印象になり、自然な形で視線を集めることができます。
See the Pen 「html 太字」マーカーを引く by kasuga (@kntkfmgf-the-vuer) on CodePen.
明るい黄色を使えば視認性が高まり、注目度がアップします。ただし、背景色と文字色のコントラストが十分であることも大切です。
背景色を指定する
マーカーではなく、少し落ち着いた背景色を指定することで、本文の中でも自然なアクセントを加えることができます。特定の情報ブロックを強調したいときに便利です。
See the Pen 「html 太字」背景色を指定する by kasuga (@kntkfmgf-the-vuer) on CodePen.
枠や余白を加えることで、見た目のまとまりが良くなり、プロフェッショナルな印象を与えることができます。
CSSを活用することで、単なる太字では得られない視覚効果を自在に演出できます。読者の目を引きつけたい場面では、CSSの装飾を上手に取り入れることで、訴求力のあるコンテンツに仕上げることが可能です。
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HTMLの太字まとめ
HTMLで文字を太字にする方法には複数の選択肢があり、それぞれに役割や使いどころがあります。この記事の内容をわかりやすく振り返り、要点を整理します。
<strong>タグ
- 重要性を強調するためのセマンティックなタグ
- スクリーンリーダー対応やSEO的な効果も若干あり
- 使用は本当に重要な情報に限定する
<b>タグ
- 見た目を太字にするだけの装飾目的
- 意味的な強調はない(SEOには無関係)
- 広告やキャンペーンなど視覚的に目立たせたい場面に適している
CSSによる太字
- font-weight: bold でスタイル調整
- デザインや管理の自由度が高く、全体の統一感が出しやすい
- セマンティクスやSEOとは無関係
- 太字にするだけで順位が上がることはない
- strongタグのように意味的なマークアップは、検索エンジンやアクセシビリティに配慮できる点で好ましい
- 太字による情報整理は、ユーザー体験(UX)向上を通じて間接的にSEO効果を期待できる
- 見た目の装飾目的だけでセマンティックなタグ(例:<strong>)を使わない
- 使いすぎると可読性が低下し、逆効果になる
- 見出しタグ内での太字は避ける(冗長な強調になる)
- strongとbの違いを理解して、場面に応じた使い分けを行う
- 文字色変更:colorプロパティで目立たせる
- マーカー風:linear-gradientプロパティで蛍光ペン風の視覚効果
- ボックス風強調:背景色や余白、角丸で情報を囲む
CSSを活用することで、単なる太字では得られない視覚効果を自在に演出できます。読者の目を引きつけたい場面では、CSSの装飾を上手に取り入れることで、訴求力のあるコンテンツに仕上げることが可能です。








